こんばんはvv
「ときしらず」本日のUPを持ちまして完結とさせて頂きます。
長い間、お付き合いありがとうございました。
あとがきというほど大層なモノでは無いのですが、、
ほんの少しだけ。。。
まず「ときしらず」を書こうとした切欠は
記憶喪失でした。
人間が全ての記憶を無くした時、その人と成りこそが本来生まれたままの性質なのでは無いか?と思ったんです。
性格などは、もちろんDNA等遺伝の部分もあるでしょうが、性格が形成されて行くのは育った環境がかなりの比重を埋めているのではないかと。
そう思ったとき、三蔵がもし生まれた場所で両親に愛されて育ったならどんな人になっていたんだろうかと思ったわけです。(素の三蔵)
三蔵は愛されたとは言え、光明法師に拾われ、父と呼ぶ相手は曲がりなりにも三蔵法師でありお師匠さま。
そして、そのお師匠様を亡くし幼くして敵討ちと経文奪回の旅に出た三蔵。その経験が今の三蔵を作ったとしたら、素の三蔵は逆に笑顔の似合う人物だったのかな?なんて思ったんです。
「ときしらず」は記憶喪失モノでは無いけど、現実逃避した三蔵はまさしく素の三蔵。
その素の三蔵を軸に
1.悟浄の浮気
2.三蔵の旅
3.三蔵が野党にレイプ
4.三蔵現実逃避
5.白八戒
6.葉へ三蔵法師継承
7.三蔵の覚醒
に肉を付けていきました。
三蔵を壊す事にした時、既に葉の出番と、三蔵の覚醒場面は生まれてました。
一応、予定通りに事は進みましたが、時の進み方が一番難しかったです。
徒歩と飛竜ではどの位の格差があるのか?
だいたい、西への旅は往復何年かかっているのか?
その辺は大変申し訳ありませんが、不自然な部分があるかもしれません。
ただ、原作では紅孩児達が吠登城と三蔵一行の居る場所をいったりきたり簡単にしているので、飛竜なら三蔵の徒歩に追いつくのは一瞬だろうなと考えました。
葉についても始めて葉に会ってから何年後?という設定が難しかったので、久し振りに会う葉は一瞬好青年として成長するも、何度か会ううちに、まだ幼さが残るという設定にしておきました。
ここら辺も曖昧ですみません。
とにかく、本格的な連載は初めてだったので区切りが難しくて、思った以上に長くなってしまいました。
連載過程で、たくさんの拍手やコメント&メルフォを頂きました。
連載を始めてからカウンターもぐんぐん伸び、本当に嬉しかったです。
稚拙な文章に対して、此処まで付いてきて頂いた読者の方にお礼申し上げます(ペコリ)
「ときしらず」についてのコメントやメルフォで励ましや嬉しいお言葉を頂くとマジに涙腺が緩みました。
私にとってはどんな感動作品より心に響き、力づけられたことか。
感謝の言葉もありません。
ご訪問して頂いた方及びお言葉を頂いた方へのご恩返しは、また時が来てこのような連載を書くときは、これ以上のモノをお目にかけられるように努力することでご恩返しとさせて頂きます。
本当にありがとうございました(拝)
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